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共同通信
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核保有国と非保有国の有識者らが核廃絶に向けた方策を議論する「国際賢人会議」2日目の11日、各国の委員らは会合前に広島市の平和記念公園を訪れ、原爆慰霊碑に献花した。
委員らは、松井一実広島市長から慰霊碑に原爆死没者名簿が納められていると説明を受け、アンゲラ・ケイン元国連軍縮担当上級代表らが花輪を手向け、全員で黙とうした。その後、原爆資料館を見学した。
初日の10日は非公開で議論が行われ、国際的な安全保障環境や、核軍縮が進まない要因を話し合った。また、被爆者や核廃絶に取り組む非政府組織(NGO)関係者らと意見交換した。