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共同通信
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【ワシントン共同】米国が主導する国際月探査アルテミス計画の第1弾として無人飛行試験を実施した宇宙船オリオンが11日、メキシコ沖の太平洋に着水し、帰還した。地球と月の間を往復する26日間、230万キロの行程だった。米航空宇宙局(NASA)は得られた飛行データを分析し、2024年に予定する有人飛行に備える。
飛行士の居住空間となる円すい形のカプセルは時速約4万キロで大気圏に突入し、3千度の高温に耐えた後にパラシュートで降下した。NASAのネルソン局長は記者会見し「大成功だ。米国だけでなく参加各国にとっても素晴らしい日になった」と話した。