Published by
共同通信
共同通信
自衛隊と米軍、フィリピン軍の陸上部隊同士の防衛協力を図る「日米比陸軍種ハイレベル懇談」が11日、朝霞駐屯地(東京都練馬区など)で開かれた。陸上自衛隊トップの吉田圭秀陸上幕僚長らが出席。連携強化で一致し、毎年同様の懇談を開くことで合意した。吉田氏は記者会見で「力による一方的な現状変更を認めず、国際秩序を維持する起爆剤になる」と述べた。
3カ国によるこうした懇談は初開催。日米には、中国が東シナ海や南シナ海への海洋進出を強めているのを踏まえ、フィリピンを交えた連携関係を強めたい狙いがあるとみられる。