「ハワイ最後の王女」死去

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共同通信
「ハワイ最後の王女」と呼ばれたアビゲイル・カワナナコアさん(右)=2018年9月、米ハワイ・ホノルル(AP=共同)

 アビゲイル・カワナナコアさん(「ハワイ最後の王女」と呼ばれたハワイ王族の末裔)米メディアによると11日、ハワイの自宅で死去、96歳。自然死で、健康状態が悪化していたという。

 26年、ホノルル生まれ。幼いころに王子の妃だった母方の祖母の養子に迎えられ、貴族文化の中で育てられた。正式な称号は持たなかったが、米国併合前のハワイ王国時代を今に伝える象徴的な存在で、ハワイ先住民文化の支援にも力を入れた。(ホノルル共同)