米、0.5%利上げ決定

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共同通信
記者会見する米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長=14日、ワシントン(AP=共同)

 【ワシントン共同】米国の中央銀行に当たる連邦準備制度理事会(FRB)は14日、金融政策を協議する連邦公開市場委員会(FOMC)で、主要政策金利を0.5%引き上げることを決めた。物価の上昇スピードが減速していることから、過度に景気を冷やさないよう配慮し、利上げ幅は11月の前回会合の0.75%から縮小した。

 一方で、利上げ局面の「天井」となる2023年末の金利は5.1%と予測し、9月予測時点(4.6%)から引き上げた。

 利上げは今年3月から、7会合連続。短期金利の指標フェデラルファンド(FF)レートの誘導目標を4.25~4.5%とする。