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共同通信
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自民党の薗浦健太郎衆院議員(50)=千葉5区=側が政治資金パーティー収入を政治資金収支報告書に計約4千万円少なく記載した疑惑で、東京地検特捜部の事情聴取に関与を認めている公設第1秘書以外の事務所関係者も、過少申告を把握していた疑いのあることが14日、関係者への取材で分かった。秘書がメールで薗浦氏に不記載を報告していたとみられることも判明した。特捜部は不正な経理処理が事務所内で共有されていたとみて捜査している。
事務所関係者は公設秘書より前に、不記載の疑惑がある二つの政治団体の事務担当者を務めた時期があった。薗浦氏は過少申告の事前報告はなかったとしている。