グリニッジビレッジの「フィガロ」再オープン
伝説的コーヒー店がカクテルバーに
グリニッジビレッジのブリーカー・ストリート184番地(マクドゥーガル・ストリート)にある伝説的コーヒー店「ル・フィガロカフェ」が先週末、料理に重点を置いたカクテルバー「フィガロカフェ」として再オープンした。タイムアウトが12日、報じた。
1957年にオープンしたオリジナルの店には、50~60年代にかけて、ジャック・ケルアック、アラン・ギンズバーグ、ルー・リード、アル・パチーノら各界の著名人が通った。フランスの日刊紙「ル・フィガロ(Le Figaro)」にちなんで名付けられた同店は、2008年に閉店するまでの間、ビート世代の行きつけの場所だった。
新たな経営者は、マリオ&マルタ・スカリッチ夫妻とパートナーのフローレンス・ザボクリツキー氏。マティーニをはじめ、フィガロ・ネグローニやアッパーズ&ダウナーズなど、様々なカクテルを提供し、フラットブレッド、厚切りベーコンのチーズフォンデュ、オイスターとエビのカクテルなど、フードメニューも豊富だ。ポルト・リコ・コーヒーと提携し、ジャワコーヒーを提供することで、過去へのオマージュを表している。
25フィートの新しいカウンターバーや大きな鏡、青い椅子、広い長椅子が設置された店内は、以前の店舗と少し趣が異なるものの、50~60年代にかけて発行された「ル・フィガロ」誌の原版が壁に貼られたまま残されている。
→ 最新のニュース一覧はこちら←