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共同通信
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北海道の鈴木直道知事は15日の定例記者会見で、札幌市が目指す2030年冬季五輪・パラリンピック招致について、東京大会を巡る汚職、談合事件が相次いだことを受け「このまま機運醸成を進めるのは難しい」と述べた。「さまざまな問題が起きている。しっかりと議論を進め、対策を示して理解していただかなければ、前には進めない」と理由を説明した。
札幌市の冬季五輪招致の支援議員連盟会長を務める橋本聖子参院議員も15日、国会内で開いた総会で「従前のような大会の在り方を見つめ直し、抜本的に見直す必要がある」と、招致活動や大会運営の体制を再構築する必要性を強調した。