広島県教育長にまた疑惑、謝罪

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共同通信
広島県議会委員会で謝罪する県教育委員会の平川理恵教育長(左から2人目)=15日、広島市

 広島県教育委員会の平川理恵教育長が15日、県と契約関係にある民間事業者の代表を自宅に宿泊させていたとの週刊文春の報道を受け、県議会委員会で「おおむね事実。繰り返し県民に疑念や不信感を与える内容が指摘され、反省している」と謝罪した。

 平川氏を巡っては今月6日、知人が代表を務める京都市のNPO法人に発注した事業が県教委の調査により官製談合防止法などに違反すると発表されたばかり。

 県教委によると平川氏は親交がある大阪市の教育コンサルタント会社「キャリアリンク」の代表を広島市の自宅に泊めたり、会食を繰り返したりしていた。平川氏は「公私混同はない」と断言している。