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共同通信
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厚生労働省は15日までに、高血圧の治療に広く使われる降圧剤アムロジピンとニフェジピンについて、添付文書を改訂し、投与を避ける「禁忌」の対象から妊婦を外すよう製薬各社に指示した。医師が「治療上の利益が危険性を上回る」と判断した場合には使える。
妊娠中の高血圧は妊娠高血圧症候群と呼ばれ、妊婦20人に1人程度の割合で発生する。母体と胎児双方に悪影響を与え、早産にもつながる。妊娠中に使える降圧剤は他にもあるが、効果が不十分なケースがあった。
薬は開発段階で妊婦への安全性を示すのが難しく、禁忌となる例が多い。
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