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共同通信
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自民党の薗浦健太郎衆院議員(50)=千葉5区=側がパーティー収入を政治資金収支報告書に計約4千万円少なく記載した疑惑で、東京地検特捜部が政治資金規正法違反の罪で薗浦氏を略式起訴する方向で検討していることが17日、関係者への取材で分かった。上級庁と協議し最終判断する。公設第1秘書も立件する方針。
薗浦氏は、特捜部の任意の事情聴取に対し、秘書から報告を受け過少記載の認識があったと供述していた。疑惑がある政治団体の収支報告書の提出義務は会計責任者を務めた秘書にあるが、薗浦氏がメールや資料で報告を受けていたことから秘書との共謀が問えると判断しているもようだ。