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共同通信
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【キーウ共同】ロシアが攻撃を続けるウクライナの首都キーウ(キエフ)のクリチコ市長は16日、重要インフラが損傷して市内の住宅などの3分の2で断水が起き、約6割で停電が発生していると明らかにした。復旧を急いでいる。
暖房設備を温水供給に頼っており、断水している世帯では暖房も使えなくなった。クリチコ氏によると、停電の影響で16日は地下鉄の運行を停止し、駅は避難用のシェルターとして開放された。
一部地域では公共のトイレも使えず、電話やインターネットもつながりにくくなった。市内のタチアナさんは「攻撃後、電気があったのは4時間だけ。水道は全く使えない」と語った。