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共同通信
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【平壌、北京共同】北朝鮮は17日、2代目最高指導者、金正日総書記の2011年の死去から11年となり、平壌の「万寿台の丘」にある故金日成主席と金正日氏の銅像に市民や軍人が献花した。朝鮮労働党機関紙、労働新聞は17日、金正日氏が「反帝国主義、反米対決を連戦連勝に導いた」と称賛する記事を掲載した。
記事は、金正日氏が最高指導者だった1990年代に「苦難の行軍」と呼ばれる経済危機が起きたことを挙げ「厳しい試練と難関に見舞われた最悪の時期だった」と評した。金正日氏がこの時期に軍事中心の「先軍政治」を掲げて対応し、国力を確固たるものにしたと強調した。