首都キーウ再侵攻を警戒

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共同通信

 【キーウ共同】部分動員令で兵力増強したロシア軍が、招集した兵士の訓練が完了する年明けにウクライナの首都キーウ(キエフ)に再侵攻を狙う可能性があるとの指摘がウクライナ高官から相次いだ。今年2月の侵攻開始時に比べロシア軍の戦力は大幅に低下しており、首都が制圧される可能性は低いと分析されているが、ウクライナ軍は警戒を強めている。

 ウクライナのレズニコフ国防相は、英紙が15日に報じたインタビューで、部分動員された30万人のうち15万人の訓練が終わる来年2月にも前線投入されるとの見方を示した。