編集部が気になった1週間の出来事
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来年から、地下鉄駅員の役割拡大 駅構内各所で利用者を直接サポート
安全対策としても良いが、運賃の値上げに繋がらないことを願う(編集部M) -
NY、歩行者の死亡率が全米ワースト コロナ禍のストレス、運転マナー悪化
8月から速度監視カメラが24時間稼働。今後の事故減少に期待。(編集部A) -
朝食用の食材、昨年比で24%上昇 NY市民、悲鳴に近い声上がる
昨年秋は2ドル程度で買えたトレジョの卵(白玉1ダース)も、今では3.99ドル。(編集部K) -
コロナ検査キット無料配布再開 ホリデーシーズン前に感染拡大で、米政府
以前入手したものでも、有効期限が延長されているものもあるので、捨てる前に確認を。(編集部A)
編集後記
皆さん、今週も一週間おつかれさまでした。いよいよ来週末は、Christmasですね。Manhattanもクリスマス気分一色になってきましたね。街はクリスマス飾りに溢れていますし、レストランも、クリスマス前の顧客とのビジネスランチの賑わいがすっかり戻ってきているように思います。編集部も、来週金曜日の年末年始号の発行を前に大忙しです。
今週は、そんなクリスマス気分を落ち着かせるためか、安全・安心に関するニュースが多かったように思います。まずは、依然として続くコロナですね。NYCも過去2週間で50%以上の増加とありますが、増加自体よりも、今年4月以降からの感染者数の高止まり自体が、これから本格化する冬にむけての懸念のように思います。季節性にともなうインフルエンザやRSウイルスの流行もありますし、昨年冬のコロナ感染者数の急激な増加をふまえても、ご自身やご家族(特に、お年寄り)を含めて、用心しておくにこしたことはないのではないかと思います。月曜には、保健当局が屋内でのマスク着用を勧告しましたしたが、Booster Vaccineの接種率が14%にしか過ぎないことを考えても、マスクをすることにより不必要なリスクを下げれるのであれば、それにこしたことはないと思います。一方で、病床逼迫リスクに関しては、NYCの現在の外来COVID病床占有率は10%程度ですので、今のところ病床逼迫リスクはコントロールされているように思います。木曜日には、コロナ検査キットの無料配布再開が発表されていますので、こちらも活用されてはいかがでしょうか。
(参考)Coronavirus in the U.S.: Latest Map and Case Count
https://www.nytimes.com/interactive/2021/us/covid-cases.html
また火曜日には、“NY、歩行者の死亡率が全米ワースト”というNew Yorkにとって、不名誉な記事もありました。昨年のことですし、“コロナ禍のストレス、運転マナーが悪化”とありましたが、NYCの運転マナーの悪さは、今に始まったものではないですしね。 (“I SURVIVED MY TRIP TO NYC” みたいなTシャツも昔からありますよね。今でも、Amazonで売ってます。) これからのHoliday Seasonで、Manhattanを出歩かれる際には、くれぐれもお気をつけください。これからの季節、どうしても飲んだ後に、歩くこともありますので。
木曜には、“朝食用の食材、昨年比で24%上昇”という記事もありました。(始まりが、“You can’t make an omelet without breaking the bank.” さすが、New York Post。) やはり食料品の高さは日々気になりますね。(我らがCostcoのHot dog (+ Soda!)は、$1.50のままですが、それを食べにいっても、結局他にも買い物してしまい、Costcoの策略にはまってしまいますし。。。)ただ、U.S. Department of Agricultureによると、今年の家庭用食品インフレは11-12%なので、食材によるところも大きいのかもしれません。また同省によると、来年の家庭用食品インフレ予測は、2.5-3.5%なので、早く落ち着いてくれることを願うばかりです。
逆に、少しほっとしたのは、火曜日の“NY州の銃規制認める”というニュースですかね。まだ訴訟は続いており、一時的ではあるものの、Times Square、公園、公共交通機関、美術館、礼拝所などは銃持ち込み禁止区域という法律が適用されることとなり少し安心しました。
いよいよ来週金曜日23日には、年末号が発行されます。ぜひとも皆さんお近くの日系スーパーなどでお手にとってください。感想含めて、いろいろとご意見をいただけるのを楽しみにしています。
では引き続き、楽しく、“安全・安心な”ホリデーシーズンをお過ごしください。
今週の1枚