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共同通信
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【キーウ共同】ウクライナ軍参謀本部は18日までの戦況分析で、ロシア軍が南部ヘルソン州のドニエプル川東岸にある二つの町から撤退を始めたとの見方を示した。ロシア軍が11月に西岸にある州都ヘルソンから撤退後、両軍は川を挟んでにらみ合う形となっていた。
ウクライナ軍の特殊部隊は今月3日、ドニエプル川東岸に橋頭堡を確保したとする動画を公開。参謀本部は13日にも東岸地域の別の集落からロシア軍が撤退したことを確認したと主張し、米シンクタンク戦争研究所は、撤退は後方の守りを固めるためのものだとの見解を示していた。