元首相銃撃現場ガードレール撤去

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共同通信

 安倍晋三元首相が銃撃された近鉄大和西大寺駅(奈良市)前の現場に設置されていたガードレールの撤去作業が19日、実施された。現場の一帯では事件前から道路整備などが進められていた。来年1月から付近の工事が本格化し、安倍氏が倒れた場所は3月までに車道として整備される。

 安倍氏は参院選期間中だった7月8日、自民党候補の応援のため奈良を訪問。ガードレールで囲まれた場所で演説中に撃たれて死亡した。

 市は現場への慰霊碑設置も検討したが、交通安全上の理由などから見送った。車道として整備し、近くに花壇を設ける方針を決めている。