北朝鮮が中距離弾道弾

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共同通信
北朝鮮が発射した弾道ミサイル

 【ソウル共同】北朝鮮は18日午前11時13分ごろから午後0時5分にかけて、北西部の東倉里付近から日本海に向けて中距離弾道ミサイル2発を高角度のロフテッド軌道で発射した。韓国軍が明らかにした。日本政府によると、日本の排他的経済水域(EEZ)外に落下した。いずれも最高高度約550キロで約500キロ飛行したという。

 通常軌道で発射すれば千キロ以上飛行したと推定され、日本が射程に入る。日本政府が16日に反撃能力(敵基地攻撃能力)の保有を明記した安全保障関連3文書を閣議決定したのを受け、日本を攻撃できる能力を示し威嚇した可能性もある。

15日、高出力の固体燃料エンジンの地上燃焼実験を指導する金正恩朝鮮労働党総書記=北朝鮮北西部東倉里(朝鮮中央通信=共同)