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共同通信
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自民党の薗浦健太郎衆院議員(50)=千葉5区=側がパーティー収入を政治資金収支報告書に計約4千万円少なく記載した疑惑を巡り、党内で議員辞職は避けられないとの見方が強まった。薗浦氏は、事実関係を認めた公設第1秘書との共謀を認める方向で、近く離党する見通しだ。複数の政権関係者が18日、明らかにした。東京地検特捜部の捜査が続く中、党執行部は薗浦氏本人の意思確認を急ぐ。
特捜部は政治資金規正法違反の罪で薗浦氏を略式起訴する方向で検討している。自民幹部は「起訴されれば議員辞職せざるを得ない」と語った。
薗浦氏は麻生派に所属。麻生太郎副総裁に近い議員として知られる。