添乗員判断で男児送らせる

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共同通信

 福井市豊小学校の修学旅行で休憩のため高速道路のパーキングエリア(PA)に立ち寄った際、男児をバスに乗せ忘れた問題で、男児を保護したトラック運転手から「送り届ける」と申し出を受け、旅行会社の男性添乗員が校長らの判断を待たずに了承していたことが19日、市教育委員会への取材で分かった。

 男児は無事に合流したが、市教委は「信頼できる相手かどうか保証できず、このような対応を取るべきではなかった」として、校長ら責任者が判断するよう小中学校に通知した。