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共同通信
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自民党の薗浦健太郎衆院議員(50)=千葉5区=側がパーティー収入を政治資金収支報告書に計約4千万円少なく記載した疑惑を巡り、薗浦氏が議員辞職の意向を固めたことが分かった。政治資金規正法違反の罪で略式起訴される前に辞職するとみられる。複数の政権関係者が19日、明らかにした。薗浦氏は過少記載をしたとされる公設第1秘書との共謀などを認める方針だ。11月30日には記者団に「過少申告の認識はなかった」と語っており、一転した説明の責任が問われそうだ。
公選法の規定では、薗浦氏が来年3月15日までに辞職すれば、衆院千葉5区の補欠選挙は4月に実施される見通しだ。