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共同通信
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【ハノイ共同】クーデターで国軍が全権を握ったミャンマー情勢を議論するため、東南アジア諸国連合(ASEAN)の外相らが国軍側を交えて22日に開く臨時の非公式会合に、ほぼ半数の加盟国が参加を見送る方針を示したことが19日、分かった。ASEAN外交筋が明らかにした。会合はタイの首都バンコクで開催される。
来年の議長国インドネシアやシンガポールなど、国軍に厳しい姿勢を取る国々は出席しない見込み。会合が事態打開につながる可能性は低くなり、加盟国間の分断が浮き彫りになった。
外交筋によると、会合は軍同士の関係が深いタイが開催を提案した。