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共同通信
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【ニューヨーク共同】20日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は5営業日ぶりに反発し、前日比92.20ドル高の3万2849.74ドルで取引を終えた。前日までの4営業日で1350ドル超下落していたのを背景に、割安感が出た銘柄を中心に買われた。
長期金利の上昇に伴って利ざや改善が意識された一部の金融株や、原油先物相場の上昇で石油株などが物色された。ただ、米連邦準備制度理事会(FRB)による金融引き締め長期化への警戒感が根強く、上値は重かった。日銀が長期金利の上限引き上げを決めたことも相場の重しとなった。