来年の食品値上げ7千品超に

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共同通信
東京都練馬区のスーパー「アキダイ」=11月

 帝国データバンクは21日、株式を上場する主要飲食料品メーカー105社が来年1~4月に値上げすることを決定している品目の数が21日時点で7152品目に上り、平均値上げ率は18%になっているとの調査結果を発表した。今年の同時期の値上げ実績(4672品目)に比べて約1.5倍のペースとなっており、値上げ率も今年1年間の平均14%から4ポイント上昇している。

 11月末時点の調査では4425品目だったが、その後の3週間で値上げ決定が急増した。全体の約6割に当たる4277品目は2月の実施予定となっている。

 担当者は、今後も断続的に価格引き上げが続くと予想している。