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共同通信
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【ワシントン共同】米政府は21日、ロシアの侵攻を受けるウクライナに米軍の主力地対空ミサイルシステム「パトリオット」を供与すると発表した。18億5千万ドル(約2440億円)の追加軍事支援の一環。国防総省高官は、操作に関するウクライナ兵の訓練が近く始まり、数カ月かかると記者団に述べた。
米主要メディアは、無誘導爆弾に衛星利用測位システム(GPS)などを組み込み、精密誘導能力を付与する装置「JDAM」も追加支援に含まれると報じていたが、高官は「詳細には触れない」と述べるにとどめ、確認を避けた。
米国の軍事支援は侵攻開始後、今回分を含め約212億ドルとなった。