Published by
共同通信
共同通信
静岡県沼津市の精神科病院「ふれあい沼津ホスピタル」で男性看護師2人が患者に暴行したとされる問題で、加藤政利院長らが21日、病院で記者会見し「本当に申し訳ない。二度と同じようなことがないよう再発防止に徹底的に取り組む」と陳謝した。県への報告が遅れたのは「精神保健福祉法に届け出の義務がなく、速やかに報告する意識に欠けていたため」と釈明した。加藤院長は辞任する考えを示した。
2人は40代の看護師と50代の准看護師。いずれも9月に暴行したと認め、10月に退職した。看護師は車いすごと患者を転倒させ、左手にけがを負わせた。准看護師は患者を殴ったり蹴ったりした。