障害者団体「実態解明を」

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共同通信

 北海道江差町の社会福祉法人「あすなろ福祉会」(樋口英俊理事長)のグループホーム(GH)で、結婚や同棲を希望する知的障害者の男女8組計16人が不妊手術や処置を受けていた問題で、障害者団体から実態解明を求める声明が21日までに相次いだ。

 日本障害者協議会や全国自立生活センター協議会、DPI日本会議がそれぞれ声明を発表。今回明らかになった事態に憤りを表明するとともに、早期の実態解明や障害のある人の子育てを支援する仕組みづくりを求めている。

 函館弁護士会は、北海道の渡島、檜山両地域のGHなどで暮らし、同様の提案を受けた人を対象に電話相談を実施している。