「うまい棒」会社に罰金10万円

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共同通信

 スナック菓子「うまい棒」などを製造する茨城県常総市の菓子メーカー「リスカ」が社員9人に違法な長時間労働をさせたとして、下妻区検は22日までに、労働基準法違反の罪で法人としての同社と、武藤秀二社長(50)を略式起訴した。下妻簡裁は同日までに、それぞれに罰金10万円の略式命令を出した。

 起訴状によると、2021年1月1日から11月30日までの間、工場で働く社員9人に、労働時間の延長に関する協定を超える時間外労働をさせたとしている。

 同社は「今後はこのような法令違反を起こさずに、経営を続けていく」とコメントした。納付書が届き次第、罰金を納付するという。