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共同通信
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北海道旭川市で昨年、いじめを受けていた中学2年広瀬爽彩さん=当時(14)=が凍死した問題で、市の再調査委員会が22日、都内で初会合を開いた。市は(1)最大の焦点となるいじめと自殺との因果関係の有無(2)何がいじめに当たるか(3)学校と市教委の対応の再検証―の3項目を諮問した。
委員長には教育評論家の尾木直樹氏を選んだ。委員はほかに精神科医の斎藤環氏、児童心理に詳しい理化学研究所理事の仲真紀子氏ら計4人。
市教委が設置した第三者委員会は今年9月公表の最終報告書で、先輩7人によるいじめがあり自殺と認定する一方、いじめと自殺との明確な因果関係は認めなかった。