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共同通信
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来年4月に実施される見通しの衆院和歌山1区補欠選挙を巡り、自民党内で元沖縄北方担当相の鶴保庸介参院議員(55)=和歌山選挙区=がくら替え出馬する案が浮上していることが分かった。鶴保氏も周囲に意欲を示しており、調整が本格化するとみられる。複数の関係者が22日、明らかにした。
補選は和歌山県知事選に初当選した岸本周平氏の辞職に伴い実施される。参院和歌山選挙区選出で首相を目指すと公言し、衆院転出に意欲を見せる世耕弘成参院幹事長や、前回1区から出馬し落選した門博文氏の擁立も取り沙汰されてきた。
関係者によると、世耕氏は党側から補選への出馬の意向を聞かれ固辞した。