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NY市「最低の家主100人」を公表
15棟所有のオーナー、違反記録更新

ニューヨーク市のジュマーン・ウィリアムズ市政監督官は20日、今年の「最低な家主100人」を公表した。不名誉な1位を獲得したのは、マンハッタン、クイーンズ両区に問題を抱えたビル15棟を所有するジョナサン・サンタナ氏で、これまでの公開違反の記録を更新した。パッチが伝えた。
ウィリアムズ氏はツイッターで「今年のワースト1位のジョナサン・サンタナ氏は、史上最多の公開違反を犯した。監視リスト上の15棟のビルを巡り、平均2980件の公開違反がある。昨年ワースト1位のオーナーの平均値の2倍以上だ」と書き込み、史上最高の家賃収入を得たサンタナ氏を非難した。
リスト全体では、違反件数は約6万9千件に上っており、昨年より30%近く増加しており、驚異的なレベルだったことがうかがえる。ニューヨーク市内での家賃の中央値が大幅に上昇しているものの、状況は悪化の一途をたどっているという。市政監督官は毎年「最悪の家主」リストを発表している。
とはいえ、今回リストアップされたワースト100のオーナーは、あくまでも民間人だ。ウィリアムズ氏は「ニューヨーク市が総合的なワースト大家であることに変わりはない」ともツイート。ニューヨーク市自体は約67万件の未解決工事命令を抱えており、状況は一段と悪化している。
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