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共同通信
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北海道江差町の社会福祉法人「あすなろ福祉会」(樋口英俊理事長)のグループホームで、結婚や同棲を希望する知的障害者の男女8組16人が不妊手術や処置を受けていた問題で、道の鈴木直道知事は23日、任意で実施してきた同福祉会への調査について、国と協議し、26日から障害者総合支援法に基づく監査に切り替えると表明した。
道は問題発覚後、樋口理事長などに任意で聞き取り調査するなどしていた。監査に切り替えることで、報告や書類の提出を命じることができるほか、立ち入り検査も可能になる。同福祉会が従わなかった場合、障害福祉サービス事業者の指定を取り消すこともできる。