学園長 岡本 徹
新春のお慶びを申し上げます。
創立43年を迎えました本学園は去る11月学園祭の発表会前日にお祝いとして今年も紅白のおもちを配付しました。海外に住む子ども達には日本のこの習慣は日本の文化の一部として視覚と味覚を通して浸透していきます。書きぞめやもちつき、カルタとり、羽根つき等、教科書では学べないこれらの経験がアイデンティティー形成上大切な部分となります。
40年以上、学園運営をする私の励みとしては元園児、卒業生や元保護者の学園訪問が常にあることです。「パイロットになりました。次回は自分が操縦する飛行機で来ます。」「今政府の研修生として派遣されて来ています。」とか「駐在員として当地に帰って来ました。子どもは思い出のこの学園に入れます。」等の声を毎週聞くことができ、私にとってこれ以上の喜びはありません。
子ども達の可能性は無限です。
これからも本学園へのご支援を宜しくお願いいたします。
保護者代表 石部 直子
新年明けましておめでとうございます。
ニューヨーク育英学園は、日本の幼稚園及び小学校学習指導要領に準拠した教育を日本語にて行っています。またネイティブ、バイリンガル教師を含む英語教育も行っています。通常授業以外にも、様々な行事を通して日本及び米国の文化を経験することができるのが魅力です。自ら経験し考えることにより主体性を育てる教育方針は、豊かな人間形成を支えています。
本年度もコロナ禍の影響がありましたが、先生方のご尽力により、生徒達は3年ぶりに宿泊を伴う移動教室を体験出来ました。
ニューヨーク育英学園の教育現場に携わる全ての方々の真摯な姿勢に感謝いたしますとともに、今後益々のご発展をお祈り申し上げます。
児童代表 笠間 リヅ
明けましておめでとうございます。
ニューヨーク育英学園には、運動会や学園祭、移動教室、水泳教室やスケート教室など、1年を通して様々な行事があります。例えば、毎年5月に行われる運動会では、全学年が白組と赤組に分かれ、皆が力を合わせて全力で競い合います。昨年は、オンラインではありましたが、画面越しに家族にも応援してもらうことができ、とても盛り上がりました。
私は、日本語での学習に加え、週10時間も英語を学べる点が育英の魅力の一つだと思っています。レベルに合わせてクラス分けされているので、無理なく自然に英語を身に着けることができました。
今年は、これまで以上に自由に活発に活動できるようになることを願っています。