校長 高畑 誠
謹んで新年のお慶びを申し上げます。
本校は、日本語や算数・数学、生活科、社会科等の学習と日本の文化や伝統を大切にしている学校です。パラマスの校舎に幼児部から高等部まで約360名の子ども達が、毎週土曜日に通っています。
授業では子どもたちの「主体的で対話的な深い学び」を達成するために、グループ活動に力を入れています。また、基礎を徹底するために漢字のテストも実施しています。行事は、保護者の協力を得て、鯉のぼり、七夕飾り、中高等部の登山、ひな飾り、夏祭り、毛筆体験などを行いました。
運動会は3年ぶりに全校あげて実施できました。本校の特色の一つである国際学級では、国籍や学齢に関係なく、日本語を学んでいます。放課後クラブはボランティア講師の皆さんの協力により「将棋」「茶道」「剣道」が行われています。
本年もこども達にとって、素晴らしい一年となりますよう願っております。
父母の会 会長 山口 葉留美
謹んで年頭の御祝福を申し上げます。
ニュージャージー補習授業校父母の会では、学校と安全対策を確認しながら、コロナ前のように子供達が楽しんで日本文化に触れられるよう、サポートをさせていた
だいています。
初夏の運動会は学校全体が盛り上がりますし、アメリカ生活では目にしない日本行事の装飾なども行われています。また、約6500冊の蔵書を誇る図書室は親子共に大人気です。今年はフリーマーケットや古本市も行い、沢山の感謝のお言葉と笑顔をいただきました。
父母の会のボランティアを通じて保護者の方々も充実した補習校生活を送れるよう活動しております。
皆様からのご意見を励みに、本年も邁進して参ります。どうぞ宜しくお願いいたします。
児童会会長 増渕 怜央
明けましておめでとうございます。
過去数年のコロナで登校できない日々の後、補習校で先生や友達と実際に毎週会える幸せを、僕たちは痛感しています。
児童会では、生徒が補習校をもっと好きになり、勉強にも前向きに取り組めるよう、様々なイベントを企画しています。今年度も、球技大会やハロウィンパーティなどを実施し、学年を超えて協力したり、友達を作ったりするお手伝いをしました。企画から準備、実行まで自分達で行うのは大変なこともありますが、楽しそうなみんなの笑顔を見ると、それ以上の喜びになります。
児童会の指導をしてくださる先生をはじめ、僕たちが興味を持って日本語で学べるよう環境を整えてくださる先生方、ボランティアの方々にも、ここでお礼を伝えたいと思います。勉強は難しくてくじけそうになることもあるけれど、僕は補習校が大好きです。それは友達が支えてくれるからです。これからももっと補習校の仲間が増えたら嬉しいです。
2023年も、みんなの補習校での日々が実り多いものになるよう、祈っています