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共同通信
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ロシアのプーチン大統領は25日放映の国営テレビの番組で、米国がウクライナに供与を約束した主力地対空ミサイルシステム「パトリオット」について「もちろんたたき壊す。100パーセントだ」と述べ、ロシア軍の不利にはならないとの見方を示した。
プーチン氏は、ウクライナへの侵攻長期化で同国を支援する欧米との対立がかつてなく激化していることを「危険だとは思わない」とし「われわれはロシアと国民の利益を守るため正しいことをしている。他の選択肢はない」と強調した。
その上で、ロシアは話し合いによる解決の用意があると述べ、交渉を拒否しているのはウクライナ側だと改めて指摘した。