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共同通信
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【パリ共同】パリ中心部で3人が死亡した発砲事件で、フランスの検察当局は25日、拘束された同国国籍の容疑者の男(69)が調べに対し、事件当日の朝、外国人を殺害しようと移民の多いパリ郊外サンドニを訪れたが、人が少なかったことなどから犯行場所を変えたと供述したと発表した。
容疑者は24日、拘束に適さない状態と判断され、警察の精神医療施設に一時移された。
発表によると、容疑者は23日、パリ中心部のクルド文化センター前と理髪店で短銃を発砲。3人が死亡し、3人が負傷した。当局は容疑者が人種差別的な動機から犯行に及んだとみて殺人容疑などで調べている。