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共同通信
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埼玉県飯能市の住宅で男性1人と女性2人が殺害された事件で、3人は上半身を中心に複数の傷を負っていたことが26日、捜査関係者への取材で分かった。県警は、男性に対する殺人未遂容疑で逮捕した無職斎藤淳容疑者が、強い殺意を持って襲った疑いがあるとみて、当時の状況を調べている。
県警によると、遺体は住人の60代夫婦と、別居する30代の娘とみられる。頭部や首付近などを鈍器のようなもので殴られていた。県警は容疑を殺人に切り替える方針。
斎藤容疑者は現場付近に住んでいた。捜査関係者によると、以前、この住宅の車を傷つけた器物損壊容疑で逮捕され、その後、不起訴となっていた。