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共同通信
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【ロンドン共同】チャールズ英国王は25日、クリスマス恒例のメッセージ動画を公表、母のエリザベス女王を9月に亡くし「心が痛む」と率直な思いを吐露した。ロシアのウクライナ侵攻や最近の記録的な物価高を念頭に、困難な状況下で支援活動に携わる「驚くほど親切な人々」に敬意を表すると語りかけた。
英PA通信によると、英君主のクリスマスメッセージは、現国王の曽祖父に当たるジョージ5世が1932年にラジオを通じて始め、女王も一部の例外を除き毎年届けた。
動画で国王は「愛する人を亡くした私たちにとって、クリスマスは特に心が痛む時。大切な伝統や慣習のたびに思い出す」と述べた。