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共同通信
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【テヘラン共同】イラン当局は26日、首都テヘランを出発してアラブ首長国連邦(UAE)のドバイに向かっていた航空機をペルシャ湾に浮かぶイラン南部キシュ島に強制着陸させ、搭乗していたサッカー元イラン代表で国民的英雄のアリ・ダエイ氏の妻と娘を降ろした。妻はイランの抗議デモに連帯を示す目的で経営する宝石店を開けなかったことがある。地元メディアが伝えた。
保守強硬派に近いタスニム通信は情報筋の話として、妻が「暴動に肩入れして、ストライキを誘発した」として司法命令で渡航禁止になったと報じた。
ダエイ氏はイラン学生通信に「妻と娘はテロリストなのか」と当局を非難した。