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共同通信
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26日、更迭が固まった杉田水脈総務政務官(比例中国)は8月の就任後、過去の差別的な言動が度々国会で問題視された。野党の謝罪要求を拒否し続けたが12月、松本剛明総務相の指示に応じて一転、撤回に応じるなどちぐはぐな対応が目立った。
杉田氏は2018年7月発売の月刊誌で、LGBTなど性的少数者を「生産性がない」と表現した。今年10月の衆院委員会で「拙い表現」と認めつつ、差別意識はないと釈明。謝罪は必要ないとの考えをにじませた。
性暴力被害を公表したジャーナリストを中傷するツイッター投稿に18年6~7月に「いいね」を押したことなども問われた。