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共同通信
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週明け26日の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=132円台後半で取引された。
午後5時現在は前週末比13銭円安ドル高の1ドル=132円65~81銭。ユーロは24銭円安ユーロ高の1ユーロ=141円05~09銭。
年末で市場参加者が少なく、目立った取引材料もないことから、方向感に乏しい展開となった。
日銀の黒田東彦総裁は26日の講演で、12月の金融政策決定会合で長期金利の上限引き上げを決めたことに関し「(金融緩和策の縮小に向けた)出口の一歩ということでは全くない」などと発言した。市場では「予想の範囲内」(外為ブローカー)と受け止められ、影響は限定的だった。