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共同通信
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文部科学省は27日、小学5年と中学2年、高校2年の計約1万4千人を対象にパソコンで行った情報活用能力調査の一部分析結果を公表した。2020年度から小学校で必修化したプログラミングの問題では小5の正答率が4割にとどまった。
調査は今年初め、計479校を抽出して実施。児童生徒ごとにランダムに30問程度を表示する方式。
公表された問題のうちプログラミングに関する出題は、周囲の明るさに反応するセンサー付きライトを作動させるため、選択肢を組み合わせて「暗いとライトが光る」などの解答を導き出すもの。正答率は小5が41.3%、中2が61.5%、高2が69.2%だった。