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共同通信
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【北京共同】中国政府は26日、新型コロナウイルス対策を来年1月8日に抜本的に緩和すると発表し、「ゼロコロナ」政策の終了を明確にした。27日の新華社電によると、政府は感染者のさらなる増加や国民のパニックが生じる可能性もあるとの見通しを示した。習近平指導部は抜本的緩和による過渡期の混乱を覚悟の上で、医療体制を立て直しながら経済活動の再開にこぎ着けたい考えだ。
コロナ対策の目標は「重症化を防ぐ」ことだと明記してゼロコロナ放棄の立場を示し「疫病が経済、社会の発展に与える影響を最大限減らす」と強調した。ビジネス活発化のため外国人の訪中を促すとも言及した。