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共同通信
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埼玉県飯能市の住宅で夫婦と長女が殺害された事件で県警は27日、司法解剖の結果、住人の森田泉さん(68)の死因を前頸部損傷による出血性ショック、東京都渋谷区の長女森田ソフィアナ恵さん(32)の死因を左側頸部損傷による失血と明らかにした。
県警は、米国籍のビショップ・ウィリアム・ロス・ジュニアさん(69)を鈍器のようなもので殴り、頸髄損傷で殺害したとして殺人容疑で送検した無職斎藤淳容疑者(40)が、他の2人の殺害にも関与したとみて捜査している。
また、県警は夫婦が昨年8~12月に計6回、乗用車を傷つけられるなど器物損壊の被害を県警に届けていたと明らかにした。