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共同通信
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総務政務官の辞表を提出した杉田水脈衆院議員は27日、性的少数者やアイヌ民族を巡る発言以外は撤回しない考えを示した。「発言の真意がなかなか理解されなかった」「差別をしているわけではない」と釈明を繰り返し、発言に賛同する人々がいるとも述べた。
松本剛明総務相に辞表を出した杉田氏は27日午後2時過ぎ、政務官室がある総務省7階で記者団の前に姿を見せ、約7分間にわたり取材に応じた。
辞任理由を「内閣の一員として迷惑をかけるわけにはいかないと判断した」と淡々と説明。「年末の節目のタイミングで辞表を提出した」と話した。
ほかの発言の撤回は「ございません」と否定した。