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共同通信
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【ニューヨーク共同】連休明け27日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は続伸し、前週末比37.63ドル高の3万3241.56ドルで取引を終えた。中国が新型コロナウイルスを封じ込める「ゼロコロナ」政策の転換を決めたことを好感した買いが優勢となった。
中国のコロナ規制緩和により、世界経済の活性化や供給網の混乱解消が期待された。ただ、米長期金利が上昇し、相対的に割高感が意識されたIT株が売られ、上値は重かった。年末を控え積極的な売買は手控えられた。
ハイテク株主体のナスダック総合指数は反落し、144.63ポイント安の1万0353.23。