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共同通信
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新型コロナウイルス抗原検査キットの無料配布を申し込む広島県の特設ウェブサイトが28日までにサイバー攻撃を受け、閲覧しづらい状態になっていたことが分かった。県は復旧のため、申請の受け付けを一時停止。個人情報の流出は確認されておらず、攻撃停止を交換条件とする金銭要求もないという。
申請は26日開始で、サイトに氏名や住所を入力し、薬局や自宅でキットを受け取る仕組み。県によると、28日朝に職員が不具合に気付き、調べたところ異常な数のアクセスが確認された。大量のデータを送信してサーバーに負荷をかける「DDoS(ディードス)攻撃」とみられる。