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共同通信
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【ニューヨーク共同】国連のアフガニスタン担当特別副代表のラミズ・アラクバロフ氏は29日、ニューヨークの国連本部で記者会見し、イスラム主義組織タリバン暫定政権による非政府組織(NGO)の女性職員の出勤停止命令で人道支援が打撃を受け「私の30年間にわたるキャリアの中でおそらく最も困難な状況にある」と語った。
国連人道問題調整室(OCHA)のグリフィス室長(事務次長)が近くアフガンを訪問し、タリバン側と協議すると明らかにした。アラクバロフ氏は「女性が参加せずに包括的な人道支援活動はできない」として、対話を通じて出勤の許可を求める考えを示した。