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共同通信
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【ソウル共同】日本人2人を含む158人がハロウィーン前で大混雑したソウルの繁華街、梨泰院で死亡した雑踏事故から29日で2カ月となった。国会では事故に関する国政調査特別委員会が既に始まっているが、遺族会は同日記者会見を開き、特別委での高官らの弁明に不信感を募らせ、警察や行政の対応の問題を徹底して明らかにするよう求めた。
特別委で、警察を管理・監督する李祥敏行政安全相は「梨泰院に人が集まることを全く知らなかった」と述べたり、自身の現場到着が遅かったとの指摘に「(救急措置で人命を救える)ゴールデンタイムを過ぎていた」と反論したりしていた。