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共同通信
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堺市中区の市道で4人が死傷したひき逃げ事件で、自動車運転処罰法違反(過失致死傷)と道交法違反(ひき逃げ)の疑いで逮捕された中区小阪西町の建設作業員猪木康之容疑者(49)が「運転前に飲酒した」と話していることが31日、中堺署への取材で分かった。署は飲酒運転の場合、より罰則が重い危険運転致死傷罪に該当する可能性もあるとみて調べている。
署によると、猪木容疑者は酒を飲んで運転したことは逮捕前の聴取時から認めていたが「電柱か何かにぶつかったと思った。人をはねたという認識はなかった」とひき逃げ容疑は否認している。署は当時の飲酒量などを慎重に調べる。